お前のことは好きだけどそれがなにか?







あたしの部屋は2階の右から3番目のところだった








真っ白な廊下を足音をたてないように歩くのって大変









部屋の前に立つと爺やはベージュ色の立派な扉を開けた








「こちらが今日から茜様がお使いになる部屋でございます。」












扉を開いた瞬間あたしは驚きすぎてフリーズしてしまった









まるで高級ホテルのようなその部屋は








パステルカラーで染められていて








机やベット何から何まで可愛くて高級そうなものばかりだった









あたしのリビングの3倍あるかも・・・









ばかでかいクローゼットの中には








あたしが持ってきた洋服だけでなくあたしのために用意してあった他の洋服もあった








それは全てがブランド物で埋め尽くされており







普段着れないような豪華なものばかりだった











「どう?気に入ってくれた?」








後ろから夏子さんが急に現れ少しびっくりした









「え、あ、はい!


こんなに素敵なものばかり用意してもらって


本当、なんて言ったらいいのか・・・」











「いいのよ〜


大切な親友の娘さんなんだからこれくらいどうってことないわ


あ、なにか足りないものがあったらすぐに言ってね!」









いやいや・・・



もうお腹いっぱいです











「いろいろ疲れてると思うし少し休んだら?


夕食の準備ができたらまた呼びにこさせるわ


今日ね、次男が帰ってくるみたいだからその時に顔合わせしましょうね」










そう言って夏子さんは部屋を出ていった










ふぅ〜







それにしても、さすが城乃内財閥








もう住む世界が違うよね








こんな生活毎日できるなんて最高じゃん!










あたしはとっても大きいベットに思いっきりダイブした









「気持ちいい〜」








ふかふかなベットの中であたしはそのまま眠ってしまった