ガチャッ
扉が開く音がしてドアの方をみると
礼保がドアノブを掴んだままこっちを見ていた
「お前らんとこも終わったのー?」
蕪木廉は礼保にそう聞く
コクリ
礼保は静かに頷き下に降りてきた
雨宮さえのパーティー以来
礼保はあたしに冷たくなくなった
すれ違うと挨拶もしてくれる
「邪魔してわりーな」
あたし達に近づくなり礼保は蕪木廉にそう言った
邪魔?
なんのこと?
「ほんとだよ」
蕪木廉も笑いながらそう言う
そういえば礼保って玲子と同じグループだよね?
玲子、名字中山だし・・・
「ねね!礼保!
玲子と同じだよね!
なんの種目になった???」
あたしは前かがみになってそう聞いた
「玲子?
あいつなんだったっけな・・・
あ、バスケだ」
礼保は思いついたようにそう言った
「バスケか〜」
せっかく玲子と戦えると思ってたのに残念
まぁ玲子のバスケ姿が見れるってことでいっか!
「礼保は?」
蕪木廉は礼保にそう聞く
「サッカー」
礼保はそう言いながらいいだろぅ〜とでも言うように蕪木廉にピースした
「うっわ、まじかよ
いーなーーー」
蕪木廉はそう言いながらソファの横にあるクッションに抱きついた
ちょっと可愛い
「茜ってもしかしてバレー?」
礼保が突然そんなことを聞いてきたのでびっくりした
「うん、そうだけど
なにか問題でも?」
あたしがそう聞くと礼保は少し困った顔をした
と、同時に少し面白そうに笑った
「さえもバレーだよ」
え!?
まじで!?
「うそ〜ん」
もし当たっちゃったら絶対狙われる
あたしは頭を抑えた
ん・・・?
まてよ・・・
「ねぇ礼保
雨宮さえってバレー経験者?」
あたしは急いで聞く
「うーんとね、小学校でちょっとやってたくらいかな
あいつもともと子役だったし」
よっしゃ〜!!!
あたしは心の中でガッツポーズをした
あたしはバリバリ経験者であっちはほとんど素人
ちょっとはできるのかもしれないけど
こっちはついこないだまでバレーやってたんだからね!
こてんぱにやっつけてこないだの仕返しをしようじゃないの!!!
雨宮さえにぶどう酒まみれにされたドレスは
あの後クリーニングに出したがあまり汚れが取れずに着れない状態になってしまった
まぁ夏子さんはこんなのいいわよ〜
なんて笑って言ってくれたけどやっぱり心の中ではショックだったはず
このチャンス無駄にできん
あいつに仇討ちしてみせる!
