お前のことは好きだけどそれがなにか?






会議は着々と進み








それぞれの割り振りも揉め事なく進んだ







午後6時には教室には誰もいなくなり







あたしと蕪木廉は地下室にいた








「たぁーくよー


なんで俺がバスケなんだよ」








蕪木廉は自分がやりたかったサッカーが外れてしまいずっと文句を言っていた








「別にいいじゃん


バスケできるんでしょ?」







前になにかの特番で蕪木廉がバスケ対決をしてるのをテレビで見たんだけど普通にできていた







「俺はずっとサッカーやってたの!


せっかく学校でかっこいいところ見せられると思ってたのにーーー!!!」







蕪木廉はソファに座りながら足をバタバタさせた






いや、何もしなくてもあんたはかっこいいよ







そうツッコもうとしたが調子に乗るのでやめた







「茜バレーだろ?


お前できんの?」







蕪木廉が少し馬鹿にしたように言う







「もちろんです


こう見えても小中はバレー少女だったのよ」







あたしはドヤ顔で言った








「それよりあんた


唐澤もバスケってことは同じチームでやんのよね?


内戦とかやめてよ?」







皮肉なことに唐澤もバスケになってしまったのだ






エース的存在のふたりが喧嘩なんてしたら絶対勝てない・・・








「まぁ、あっちがなにもしてこなかったらな」








蕪木廉は両手を首の後ろに回しながらそう言った







「ちょっと意味わかってる?」








蕪木廉の危機感なしな態度がムカついた