お前のことは好きだけどそれがなにか?









会場は結婚式で使われるようなおしゃれな部屋だった






見るからにお金持ちそうな人やモデル、俳優さんなど沢山の大物がいる






あたしは緊張して玲子の腕を掴む






使用人が近づいてきて荷物を差し出すように言う






あたし達はコートを脱いで渡す






着ているワンピースがあらわになった







あたしは夏子さんにもらった水色のワンピース






玲子はピンクのミニドレスを着ていた






「よぉ!」







あたし達を呼ぶ声が聞こえて声がするほうをみると陸くんがこっちに向かって歩いてきていた







「お前らも招待されてたんだ〜」







陸くんは腕を組んであたし達をまじまじとみた







「仕方なくよ」







玲子はため息混じりにそう言う







「廉と昂輝も来てるよ」







陸くんはそう言ってステージの方向を指さした







そこには蕪木廉と唐澤が一緒にいて



大人の人達に挨拶をしていた







やっぱり表向きは親友なのね







「じゃ、また!」







陸くんはそう言ってどこかへ消えていった







「よーし

さっさと挨拶終わらしてここを出よう!」







玲子はそういって挨拶回りを始めた







あたしは隅っこで玲子を待つことにしていた