お前のことは好きだけどそれがなにか?









「あー!!!」








突然バカでかい声がしてみんなが一斉に声がした方向を向いた








するとそこにはすごく怒った顔の雨宮さえがいた








こっちを見ている








そしてドスドスと足音をたてながら早歩きで近づいてくる







そしてあたしの廉の前に立ち腕を組んだ








「どうしてこんなとこにいんのよ!?

台本の読み合わせしようって言ったでしょ!?」








雨宮さえは蕪木廉を睨んでいる








「うるせーな

ここ図書室」








そう言って蕪木廉はまた本に目を戻した








「だいたいなんであんたがここにいんのよ!?

廉のこと無理矢理誘ったんでしょ!?」








雨宮さえはあたしをみてそう言った








いや、勝手にこいつが来ただけだし








あたしが困っていると








「俺、いま茜と2人になりたいの?

わからない?」







と馬鹿にするように蕪木廉が言った








「は?」








雨宮さえは更に怒る








「もう少しで撮影始まるんだよ!?

こんなことで時間潰さないでよ!」








雨宮さえは蕪木廉から本を奪い取った








「ちょっと!本を乱暴に扱わないで!」








あたしはとっさにそう言う








すると蕪木廉は








「は!?俺のこと心配しろよ!」







と言った








「あんたは黙ってて!」








雨宮さえはあたしにそう言ってから蕪木廉に目を移す







「廉、ちゃんと台本読み参加しなさい」








「そんなの撮影始まる前にみんなでやんだろ」








蕪木廉は雨宮さえを睨みながらそう言う








「はー」







雨宮さえはわざとらしく大きなため息をついた








この2人うるさいな・・・








あたしは席を立ち上がって本を持った








「おい、どこいくんだよ」







蕪木廉はあたしを見てそう言う








「あたし勉強したいの

喧嘩するなら他のとこ行く」








あたしはそのまま席を離れた