お前のことは好きだけどそれがなにか?










朝の7時








結局あの後緊張で一睡もできなかった









蕪木廉はまだ寝ている








力が強すぎて中々抜け出せず








ずっとこの状態だった









どうしよう








窓から日差しが射し込みもう部屋は明るかった









「ん・・・」








突然蕪木廉が声を出し寝がいりを打ち始めた








今だ!!!!








あたしはそう思い緩んだ腕からするりと抜ける








布団の前にたって寝ている蕪木廉を見る








相変わらずイケメンだなぁ








しかし、あたしはこいつのせいで寝れなかったんだ!








あたしは蕪木廉から乱暴に布団を剥ぎ取った








蕪木廉ら微かに目を開ける








そして我に帰り








「寒!!!!」








と言った








あたしは蕪木廉を無視し、洗面所に行く








髪をとかしたり歯を磨いたりといろいろしてリビングに戻ると蕪木廉はもう私服に着替えていた








あたしはリビングに行き昨日作ったカレーを温めパンをトースターにセットした








その間に私服に着替える








入れ違いで洗面所から出てきた蕪木廉はなにごともなかったかのようにテーブルの椅子に座った








こいつ・・・多分覚えてないんだろうな








少しイラつきと安心感があたしを動揺させる









あたしはなるべく違和感の内容に心掛けようとした








「いただきます」










朝食を前にし










2人で手を合わせる











もくもくとカレーとパンを食べるあたし達








「いつ出るの?

てか仕事何時から?」








あたしは聞いた








「3時

あと1時間で出る」








蕪木廉はあたしを見ないで言った








そういえばこいつって彼女いるのかな?








いたとしたらあたしみたいなのと一緒にいちゃまずいよね








「蕪木廉って彼女いるの?」








「は?」








蕪木廉はようやくこっちを向いていった








「なに、気になるの?」








蕪木廉はからかうように言った








「うん

だって彼女いたらこんなのちょっと悪いなって」








すると蕪木廉は少し顔をしかめた








そして呆れたように








「前はいた」








と言った








「なんで別れちゃったの?」








あたしは興味津々に聞く








「知りたい?」








蕪木廉は真顔でそう言う








なんか嫌な予感








「え・・・」








すると蕪木廉は








「カラダの相性が良くなかったんだよね」








と言った








「聞かなきゃよかった」