それからも屋上に通う日々は続いた。


夜の七時を過ぎたあたりで学校に向かって、こっそりと屋上に忍びこむ。


一ノ瀬くんは、いつでもそこにいた。


私たちはそこで、星を見たり、他愛もない話をしたりした。