空に星が輝く限り、私はきみを忘れない~Dearest~

ケーキ屋さんは、女子にとって最も心が弾む場所の一つだ。


甘い匂い、きらびやかなたくさんのケーキ、かわいらしい食器。


それらを見ているだけで、自然と胸がわくわくしてしまう。


「梨沙は本当にケーキが好きだな」


昴が呆れたようにそう口にする。


「え、だっておいしいし、かわいいし……」


「ん、いいと思う。甘い物を食べてる時の梨沙は、幸せそうだ」


「そ、そっかな?」


「ああ、おやつを前にした仔犬みたいで」


「え、何それ!」


私、犬みたいなの!?