空に星が輝く限り、私はきみを忘れない~Dearest~

「じゃあいこっか? いつものとこでいい?」


「うん」


紗英と二人でお気に入りの雑貨店を回る。



「あ、この髪留め、かわいい」


「お、それ、梨沙に似合いそうだね」


「そ、そうかな?」


「うん。あ、じゃあそれ、プレゼントにしよっか」


「プレゼント?」


「梨沙、もうちょっとしたら誕生日じゃん。だから、それの」


「あ、覚えててくれたんだ」


「もち。親友の誕生日を忘れるわけないっしょ。小学生のあん時から、梨沙はあたしの一番の大親友なんだから」


紗英がにかっと笑う。


と、そこでバッグに入れていたスマホがブルリと震えた。


見てみると、グループトークにメッセージがきていた。


「あ、涼くん、近くにいるんだ。すぐそこのショップを見てるんだって。合流しない?」


「みたいだね。うん、しよ」


そううなずき返して、私たちは並んで走り出す。