空に星が輝く限り、私はきみを忘れない~Dearest~

「ありがと、紗英」


「え?」


「んんと、なんか、いろいろ」


「いいっていいって。うちら親友でしょ。それに……昴くんは、あたしにとっても大事な友達だし」


紗英がぽつりとそうつぶやく。


うん、紗英も、昴と仲良かったもんね。


だけどその昴が、今紗英の頭の上で大あくびをしていますよーとはさすがに言えない。


親友が相手でも、慎重になってしまうことはある。


特に人の生き死にに関わることだとなおさらだ。


死んだはずの昴が幽霊になって現れたなんて、軽々しく口にはできない。


紗英が同じことを言ってきても、やっぱり私も頭からそれを信じられるかと言われれば、自信をもってうなずくことはできないし。


でも、近いうちに、その時までには紗英には言おうと思う。


もう少しだけ……私の中で昴のことが整理できた、その時に。