空に星が輝く限り、私はきみを忘れない~Dearest~

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中学に上がっても、梨沙とあたしはいっしょだった。


休み時間は適当にお喋りをしてお昼にはいっしょにお弁当を食べて、休みの日になるといっしょに買い物をして、カラオケに行ったりお茶をしたりする。


銀果堂を見付けたのも、梨沙といっしょにだ。


梨沙といっしょにいるのは楽しかった。


五年以上ずっといっしょなのに、ぜんぜん飽きなかった。


梨沙はいつだって正直で、裏表なく真っ直ぐに向き合ってくれたから。


だけどある時から、梨沙が少しだけ元気がないことに気付いた。


笑ってはいるんだけど、どこかその表情にいつもの明るさがない。


何かあったのかな……?


そうは思ったけど、でも突っ込んだことは訊かなかった。


だって梨沙の方から言ってこないってことは、きっとまだ梨沙の中で整理できていないってことなんだ。


そんな時は、そっと黙って気付かないふりをする。


何にもないふりをして、梨沙が言ってきてくれるのを、待つだけだ。


でも、もしも梨沙が本当に困っているようだったら、その時は何をおいても梨沙のことを助ける。


そう、決めていた。



それが、親友ってもんだよね。