「でもよかった、梨沙が元気そうで」
「え?」
駅に着いたところで、紗英がそう言った。
「だってほら、去年の今頃だったじゃん。その、昴くんが……」
「あ……」
気を遣ってくれてるんだ。
だけどそうだよね。
あの時の私、確かに自分でもどうかと思うくらい周りに心配をかけていた。
友達を亡くして、紗英だっておんなじくらいに、悲しかったはずなのに。
「え?」
駅に着いたところで、紗英がそう言った。
「だってほら、去年の今頃だったじゃん。その、昴くんが……」
「あ……」
気を遣ってくれてるんだ。
だけどそうだよね。
あの時の私、確かに自分でもどうかと思うくらい周りに心配をかけていた。
友達を亡くして、紗英だっておんなじくらいに、悲しかったはずなのに。
