色とりどりの雪洞が夜の帳に鮮やか浮かびあがっていた。


辺りからは、浴衣を着たたくさんの人たちの喧噪に紛れて祭り囃子の賑やかな音が聞こえてくる。


道に並ぶ縁日の光が目にまぶしい。


八月に入った初めての週。


夏祭りに行くために、私は待ち合わせ場所である神社の入り口にいた。


待っている相手は、もちろん昴、涼くん、紗英だ。