百年の恋




翌朝、いつも起きるのが苦手な私がすっきりと目が覚めた。

昨日のことがあったからか、頭の中はやっぱりそればかり。



体を起こし、伸びをするとトキと他の女中達が入ってきて、

着替えを手伝ってくれたり、髪を整えてくれた。


いい加減一人で全部したいんだけどなあ


顔を拭きながら今朝の朝ごはんについて考えていると、

トキがまた長い紙を持ってきて、今日の日程を話始めた。



どうせ座学、座学、座学の繰り返しだ。

嫌だなあ…でも昨日の件もあるから今日は逆らえない


「姫様、今日は座学の前にお目通りしていただきたい方がいます」


一応これでもお姫様だから、知らない人とも会わなければならない。

そのたびに行儀の良いお姫様を演じるように心がけていた。


「肩こりそう~…咲夜、身代わりの術」

「んなもん使えません」


一応忍びなんだから主のいうことたまには聞いてよ…

と思いつつも身だしなみをしっかりと整え広間へ向かった。



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