龍樹「どうだった?あの子は」

本当に言ってもいいのよね?

美雨「波瑠奈がなんで男性恐怖症なのか、よね?言ってもいいとは言われたけど」

龍樹「いいなら教えてくれ。たぶん琳太朗はあの子を姫にしたいというと思う。だけど何も知らないあの子を守るなんて俺はできない。琳太朗の大切な人だからこそ知りたいんだ」


もう、そこまで言われたら言うしかないじゃない。

美雨「わかったわよ。」

私はあの子から聞いたことを全て話した。