サイコパスゲーム

「ア゙ン゙?」

でもどうやら、この人には通じないようだ。

あっ やばいそろそろ...

息、限界...っ。


マジで死ぬ、そう思った時、肺に一気に空気が入り込んできた。

開放...されたぁ......。

あたしは開放されるや否や、その場で土下座をした。


「ごめんなさいごめんなさい!

許してください!イジメをやめて!

もう無理だよ!こんなのっ...耐えられない」


クラスメイトが、哀れみの目であたしを見つめている。

視線が集中しているのが分かる。


ずっと謝り続けていると、

あたしの頭に重い何かがずっしりと乗っかった。


......舞美ちゃんの...足......?

「やめるわけないじゃん。

だって、楽しいんだモーン!w」


舞美ちゃんが笑顔でそう言うと、緑ちゃんたち取り巻きが、アハハと大爆笑した。

舞美ちゃんも高らかにわらいながら、

足で頭をぐりぐりと押してくる。