サイコパスゲーム

勝手にそんなことを思いながら、

あたしはサグリと話していた。

委員長である、

畠山 大河は、さっきからしきりにあたしをチラチラと見ている。

(なんなのよ、気持ち悪い...)

大河先輩は、学校一の根暗だった。

そのせいか敬遠され、友達はいない模様だった。

一応先輩だったが、だからといって、気持ち悪さが消える訳では無い。


あたしは一生懸命大河先輩から目を逸らしていた。