って感じと、理彩が楽しんでいると、懐中電灯で回りを照らすと、《ウォーン》とうめき声が聞こえた。
理彩は、《 え?何の声?正体を暴く》と
声の方に歩いて行くと、通風口から、隙間風が抜けていた。
額の汗を拭い、先に進んで行くと、足を引っ張られ、《二人ともやめてと懐中電灯を振りかざすと、血まみれの悪霊にひきずこまれた。
《 ぎゃーっ!!!、やめて離してよ、死にたくない!!》と大声を出して、近くにあった拳銃を発砲するが、悪霊には効果はなかった
遠のく意識の中、あぁ、肝試しなんか二度とこない、愛美の話本当だったんだと、一粒の涙が、頬を濡らした。
こうして理彩は、闇に消えた。


第4話

捜索

愛美は《今の声理彩だ、何があったの!!?いたら返事して!!!》と大声で親友の名前を呼んだ
しかし、返事はなく、反響した声だけが響く、愛美は、その場に泣き崩れた。
どうして、あの娘が失踪したの、頭の中を整理し、捜索を始めた、その時誠が、捜索を手伝うと言うと、二人は、下のフロアと上のフロアに別れた、《はぁはぁ、胸が張り裂けそう、絶対助け出してあげるから》、胸が張り裂けそうな理由は、階段をダッシュしてるからじゃない、大事な友人を失いたくない。その一心で捜索をしている。あの時力ずくでも止めれば良かった、後悔と助け出す気持ちで、号哭(ごうこく)した、
責任を感じている誠も、自分を殴り、渇を入れる
こうして、精神崩壊しそうな、悪霊と戦慄の肝試しの中捜索は、続行した。