「莉子、これ俺からのクリスマスプレゼント」
本田さんが差し出してくれた箱を開けてみると、出てきたのはネックレスだった。
「うわ、きれい・・・ありがとうございます」
「つけてやるよ」
後ろを向かされ、ネックレスが首にふれる感覚がある。
自分ではほとんどチェックしない後ろ姿や首まわりを見られるのは、すごく恥ずかしい。
本田さんの指が、首にふれるたびに、今まで感じたことのない気持ちになる。
これは、好きな人にふれられているから?
それとも、普段チェックしない箇所を見られて恥ずかしいから?
「できた」
「ありがとうございます」
「莉子のうなじ、そそられる」
「えっ、なに言って・・・」
最後まで言わせてもらえなかった。
優しくキスされたから。
「なあ、いつまでよそよそしい話し方続けるつもり?」
唇が離れて、ものすごい至近距離で、諭されるように問いつめられた。
本田さんが差し出してくれた箱を開けてみると、出てきたのはネックレスだった。
「うわ、きれい・・・ありがとうございます」
「つけてやるよ」
後ろを向かされ、ネックレスが首にふれる感覚がある。
自分ではほとんどチェックしない後ろ姿や首まわりを見られるのは、すごく恥ずかしい。
本田さんの指が、首にふれるたびに、今まで感じたことのない気持ちになる。
これは、好きな人にふれられているから?
それとも、普段チェックしない箇所を見られて恥ずかしいから?
「できた」
「ありがとうございます」
「莉子のうなじ、そそられる」
「えっ、なに言って・・・」
最後まで言わせてもらえなかった。
優しくキスされたから。
「なあ、いつまでよそよそしい話し方続けるつもり?」
唇が離れて、ものすごい至近距離で、諭されるように問いつめられた。


