「本田さんを選んだのは、イケメンで背も高くてお金持ちで大手勤務で仕事もできるからですか?」
「違うよ、本田さんといるのが楽だから、かな。
足立くんといると、私が頑張らなきゃ、引っ張らなきゃって緊張してた。
本当にごめんなさい」
「嘘でもいいから、本田さんがイケメンだから、って言ってくださいよ。
それならまだ、あきらめつくのに。
性格みたいなこと言われたら、かなうわけないじゃないですか」
「ごめんなさい、でもね、本田さんは私をからかってるだけだと思う。
一時の気の迷いっていうか、普段と違うもの食べたくなったっていうか」
「・・・食べられたんだ」
「ちがうちがう、そういう意味じゃなくて」
「じゃあ、してないんですか」
「それは、その・・・」
「僕とはできなくて、本田さんなら許せたんですね」
・・・あーっもう、自分が悪いとはいえ、泥沼だよ。
「わかりました、俺たち終わりにしましょう。
それで、展示会のことなんですけど・・・」
「違うよ、本田さんといるのが楽だから、かな。
足立くんといると、私が頑張らなきゃ、引っ張らなきゃって緊張してた。
本当にごめんなさい」
「嘘でもいいから、本田さんがイケメンだから、って言ってくださいよ。
それならまだ、あきらめつくのに。
性格みたいなこと言われたら、かなうわけないじゃないですか」
「ごめんなさい、でもね、本田さんは私をからかってるだけだと思う。
一時の気の迷いっていうか、普段と違うもの食べたくなったっていうか」
「・・・食べられたんだ」
「ちがうちがう、そういう意味じゃなくて」
「じゃあ、してないんですか」
「それは、その・・・」
「僕とはできなくて、本田さんなら許せたんですね」
・・・あーっもう、自分が悪いとはいえ、泥沼だよ。
「わかりました、俺たち終わりにしましょう。
それで、展示会のことなんですけど・・・」


