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歳「んじゃ仕事終わるまでちょっと待ってろ。一刻ぐらいで終わらせてその後遊んでやるよ。」



一刻かあ…


確か一刻って30分くらいだよね?




おしごと早いなぁ。




山南さんのところへ行って構ってもらおうか迷ったけど、頑張ってる歳三さんがかっこいいから、背中の後ろで丸まって待つことにした。






一刻後






歳「っと…終わったー。郁、遊ぼ…」


後ろに振り向くと丸まって寝る郁。


歳「暇だったんだな。」

土方は布団を静かに敷く。

その横には畳んだふわふわの布。


郁を抱き抱え、ふわふわの布の上へと置く。


歳「もう夜だ。寝るぞ。」


火を消すと真っ暗。


もちろん郁は夢の中。





土方に撫でられていることなど知りもしなかった。