「夢愛…好きだよ?」
と突然先輩が言ってきた

「なんですか?突然!!
私も奏音先輩の事凄く好きです!!!
このまま…奏音先輩と幸せな時間を
過ごしたい」
と私は先輩の目を見て言った

先輩は優しく微笑み…
私にキスをし…
私の首に手を回した

「夢愛…可愛い夢愛…
君を誰にも渡したくないっ…」

そう言って先輩は私の首を絞める

「ぐっ…か…なと…せんっ…ぱい…やめ…て」

何これは…もしかして…あの時の夢?

「ごめん…ごめん…夢愛…本当…ごめん
愛してるよ…永遠に…ずっと愛してる」

そう言ってさらに力を込める先輩

「うっ…」
苦しい…怖い…先輩…なんで?

苦しさで…顔を歪める事しか出来ない

「さようなら…夢愛」
それが最期に聞いた先輩の声…
そして…最期に見た先輩の顔は
優しく微笑みながら涙を流した顔だった