ようこそ!!青蘭高校へ!!

チュンチュン…




「ぅ~… 朝だぁ… 」



行きたくない…



朝の日差しがカーテンの隙間からチラチラ見える。


雀の声が起きろと言わんばかりに鳴いていた。



「沙良ー!起きなさーーい!!遅刻するわよーー!!」



わかってるもん…



「はぁ~… 」


仕方がなく真新しい制服に着替えた。


イライラして眠れなかった…


あの藤崎の顔が目を瞑ると出てきて!!



「廉耶に愚痴ろ… 」



のんびりゆっくり下に降りて行った。



「ふぁぁ~… お母さん、おはよ… 」


「おせぇよ、遅刻したいのか」



へ?




!?!?!?



「ふ!?藤崎!?」



藤崎がいる!?



「な!?何でアンタがいるのよ!!」



これでもかってくらいに大声で叫んだ。



「ああ?お前が遅いからだろ」



は?



「どこが遅いのよ!!まだ7時じゃない!!」

「って!何で朝ごはん食べてんのよ!!」



キッ!!



「お母さんも何で出すの!?コイツに!!」


「え?だって せっかく送り迎えしてもらうのに悪いじゃない」



はぁー!?!?



「それはコイツが勝手に言いだしたことでしょう!!そんな義理はないわよ!!」



お母さん人が良すぎ!!



もーー!!イライラするーーーー!!



イライラMAX!!



「本当に迎えはいいから!!それ食べたら出てって!!」



はぁはぁと息を切らしながら言い放った。







でも 藤崎は涼しい顔で私を見つめていた。



「何、そんなに朝から切れてんだよ、アレの日か?」



!?!?



「ち!違うわよ!!」



廉耶みたいなこと言うの!?


男って皆こうなの!?変態!!



「デリカシーのない奴 最低!!信じらんない!!」



またまた大声で言い放ち、2階にダダッとあがった。


急いでカバンに教科書を詰め込み玄関へ。


そっと出て行き、そのまま急ぎ足で学校に向かうことにした。



「もう、冗談じゃない!!一人で行くもん!!」



藤崎なんか無視無視!!



本当に朝から冗談じゃないわよ!!



でも…



「お腹空いた… 」



いつもならお腹いっぱい食べてから出るのに…



「これも全部アイツが悪い!!」



まったく!!




ブロロロロロロッ… ン…



ん?




「何か… 」



聞き覚えのある…



「音が… 」



嫌な予感がして後ろを振り向いた…



!!!!!




きゃーーーー!!!




「キターーー!!!」




慌てて走ったが…




キキキッ…







目の前で勢いよく止まり…




「… 逃げるな」




ぶ…



文明の利器には勝てない…



うわぁ… 目が怒ってるぅ~~~!!



「… 」




無言でヘルメット差し出された。


それを素直に受け取り、後ろに乗った。


やはり怒っているのか運転が…



怖い…



やっぱり… 怖い…



「ゔ~~… 」



荒い運転で頭がグワングワン揺れ…


内臓が捻じ曲げれるように揺さぶられる。




「き… 気持ち… 」



悪い…









「着いたぞ、降りろ」



つ?




着いた?



良かった… 限界だったから…



「早く降りろ」


「わかってるわよ… 」



吐きそうになるのをグッと堪え、ゆっくり降りた。


よろよろしながらもヘルメットを返した。



「おい?」



もう嫌だな… バイク…



ああ… 本当に気分が悪い…



食べてもいないのに吐きそうだわ…




あれ?




目の前が…










「おい!!」