ようこそ!!青蘭高校へ!!

… 




まったく もう…




何なの?藤崎ってば…





え… ?






え??






カウンターに手を付き お腹を押さえて…





次の瞬間…







ガタガタガタッ!!





ドサッ!!





「ぐっ… っ!!」




!!!!!




「太輔君!?」




「藤崎!?」





ものすごい音を立て、藤崎が倒れた!!




「太輔君!!」


「藤崎!!」



慌てて 2人で抱き起した!!



「っ!!ぅう… ああ!!」



呻き声と共に尋常じゃない汗が吹き出し、苦痛に歪める顔…


その顔色は血の気を引いたように真っ青だった。




「沙良!!早く こっちへ運ぶわよ!!」




はっ!!




「うん!!」



お母さんと2人で藤崎を担ぎ、自宅へと続く廊下へ。




ドサッ…




「太輔君、もう少し我慢よ」


「ぁゔうっ… 」




相当 痛いのか私たちを掴む手が痛いほど肉に食い込む…



2人がかりでリビングのソファーに寝かせた。




「ゔゔぅ… っ… !!」



でも、苦しそうなのは変わらない…




痛そう…




いや…




「お母さ… ん… 」




怖い…










お父さん…





スッ…





え… ?











藤崎がフッと笑った…





「大丈夫… だ… か… ら… いつも… の… 」


「… ことだ… ら… 」




… え… ?




いつものこと?




これが?




嘘言わないで…




こんなの『いつもの』だなんて笑えないよ…




「ちょっと… 経てば… 治まるよ… はぁはぁ… 」


「何言ってるのよ… 真っ青じゃない… 」




冷や汗まで流してるくせに!!



無理して言ってんじゃないわよ!!









でも、いつものように言えない…




だって…





だって…




重なるんだもん…





倒れたお父さんと…




「今、救急車呼ぶから… 待ってて… 」


「やめて… くれ… 」




え?





「しん… ぱい… かけたく… ない… 」




心配って…




「誰に心配かけたくないのよ!バカ!!」





~~~♪






え?






何処からか聞こえる着信音…





~~~~♪ ~~~~~♪




藤崎のケータイ!!




「藤崎!ごめん!!」


「ぁ… ゔうっ… やめ… 」




弱々しく抵抗する藤崎を振り払い、制服のポケットに手を突っ込んだ!!




青白く光る画面…




見慣れた文字が浮かび上がっていた。




『 着信・一樹 』





!!!!!!





私は、急いで画面をスライドした。