君色に染まっていく

昼休み、

一件のラインが届いた


《千星、弁当違う。》



叶くんだった


弁当違う?



自分のカバンを覗いてみると、確かにそこには叶くんの青いランチバッグが



《今から届けよっか?何処?》

《第2講義室》



でったよ。第2講義室。
あそこ行きずらいんだよなー。


三年生の教室のすぐ隣だし。



ちなみに私は一年生

「アサちゃん。第2講義室行くけど行く?」

「行く」



流石アサちゃん。



二人で恐る恐る第2講義室へ