君色に染まっていく

「チーちゃん、一限始まる」

「うい〜」


適当な返事をして、理科室に行く準備をした


一限は大嫌いな生物




だって訳が分からない




でも、先生は、叶くんの尊敬する人
私の従兄弟のお兄ちゃん



大智くん……大智センセ



大智センセ、教え方下手くそ。こんな事言ったら怒られちゃうけど



「今日も大智くん早いな〜
暇なのかな大智くん」



みんなが来る前にすべて準備している


そのわりに準備したもの半分も使わず、自分勝手に進める



ばかなのか。と時々思う



「大智センセおはようございます」


「おーおはよ」




大智センセに挨拶をして、睡眠授業に励んだ