木霊がせせら笑った。

「わかってて言ったの?」

木霊は答える代わりに、私を下から吹き上げて、重力のまま叩き落とした。

風/木霊は私を吹き飛ばし、吹き上げ、押さえつけ、踊らせた。

そして、背中から塊がぶつかってきて、私は床に倒れた。