織帆side

「ところで侯兄ちゃん仕事は?」

侯「今日は昼過ぎに仕事あるよ?」

「ふーーーん」

侯「なに?どないしたん?」

「別に?」

侯「えっ、なにっ、えっ?」

「や、だからなんもないって」

侯「え、俺なんかした!?えっ?えっ?」

優「何気に侯兄ちゃんも過保護だよね」

「それな」

侯「えっ?なに?ええっ?」

「そろそろ黙って」

侯「はい、すみませんでした」

大「俺そろそろ仕事行ってくる!」

「いってらー」

優「いてら」

侯「気をつけてなー」

大「誰か玄関までお見送りしてもいいじゃん!」

侯・優「だるい」

「それ」

大「んーもう!いってきます!」

バタン

「ゆたー」

優「なに」

「いつ行くー?」

優「いつでもー」

「てか今日何日?」

優「4月15日」

「分かった?侯兄ちゃん」

侯「そゆことね」

優「兄弟の誕生日忘れないでよ…」

侯「まぁ、家族全員集まれないし。

兄弟全員で祝いますか。」

そうお父さんとお母さんは今海外にいる。

向こうで頑張っているんだ♪

だからあたしも頑張れる。

そんでもって今日大ちゃんの誕生日!

お祝いするぞぉ!

優「サプライズ的なのがいい?織帆」

「うん!」

優「なんだかんだ言って

大ちゃんの事好きだよね織帆は」

「お兄ちゃんだからね」

侯「大ちゃんに誕プレ買ったん?」

「これから買いに行く!」

侯「誰と?」

優「俺と」

侯「ちゃんと守るんだよ?」

優「わーかってるって」

「?なんのことー?」

侯・優「なんでもない」

「そーかい」

優「なるべく早く行く?」

「事務所行って誕プレ買う?」

優「そこら辺は適当に」

「あたし支度できてるけど」

優「俺もできてるが?」

「行く?」

優「行こっか」

侯「お兄ちゃんは夕飯前には帰ってくるよ」

「りょーかいっ!」

優「じゃいってくる」

侯「いってらっしゃい気をつけてね」

「いってきます!」