ねこと流星は彼のすべて。

「……嬉しい」



は?と声が出た。



「う、嬉しい、の?」



「嬉しいよ!俺のこと
もっと知りたいって思うんでしょ?

そんなこと言ってくれる人、
初めてだよ……!!」



いや、それは青には清楚な彼女が
いると思ってみんな近寄らないだけ!!


くそ!!ここで天然発揮するな!!


ちょっとシリアスだったのに…!!



「なんだあ、そんなことか」



私に取っちゃ、重大だよ。くそう。



「俺のこと、もっと知りたいんだよね?」



ふわっと青の顔が近くなる。


あの綺麗な顔が目の前に。



「まッ、て……」



うわ。透き通るような瞳。


飲み込まれそう。



もう数センチ。













というところで、スタッフのお兄さんの
姿が見える。



「なッ、わあああ…!」



私は青を突き飛ばして、パニックになる。



お兄さんに見られてないか
焦って、青の顔すら見れない。



「ここにきて恥ずかしがる〜?」



青は普通、とでもいうかのように
紳士を発揮する。



もう心臓が持たないよ。うあ。