ねこと流星は彼のすべて。

チケット代を払おうとしたのに
青は『いい』と言って払ってくれた。


紳士。紳士すぎる。



「ねえなずな!ジェットコースター乗ろ!」



パンフレットを持って楽しそうにする
青が可愛くて仕方ない。


まあジェットコースターは好きだし。


それにちょっと慣れてきた。


推しとデート、って考えると
顔が熱くなるけど。



「よし、行く!」



マスクは外さないで、と念を押しておく。


周りにバレるのもあるけど
私が死にそうだから。



すると青が私の方に寄ってきた。


どうしたかと思えば、青の視線の先には
犬がいた。



それもチワワ。


『キャンッ!!』


犬が吠える度に青はびっくりしてる。


犬が苦手なのか、びくびくしている。


そんなところ可愛いな。くそう。