あれからウジ虫からの電話は無い。


芸能人だから忙しかったりして。


もちろんの如く、黒い奴に会うこともない。



そんな平和な日常に戻りつつある。



「なずな〜!!レース取れちゃった!」



「あ〜、貸してごらん」



文化祭の準備は着々と進んで
残るのは衣装くらい。


シナリオやら演技指導は
私は得意ではないので
裏方に回った。


レースの取れ具合を確認する。


主役の白雪姫衣装が残念だと
全てが残念な気がしてしまいそう。


しっかり直してあげよう。


ミシンを借りるのも手っ取り早くて
楽だけど、丁度他の人たちが
使ってるみたいだから
ここは手で縫ってこう。


その間にも衣装のほつれやら
あったようで色々持ち込まれる衣装。


挙句の果てには他のクラスもやってきた。