「”君が信じてくれた未来が叶うなら、君は寄り添ってくれるだろうか”」
龍が唐突に読み上げる、聞き覚えのあるセリフ。
「”こんなにも愛しい君のこと、いつかこの手で守れるのなら”」
────俺の書いた歌詞だ。
「タイトルは、Dear flower」
そう言って呆れたように笑って、ベッドサイドのテーブルにバサっと楽譜を落とすように置いた。
「……これは、ミナが花菜さんへの気持ちを書いた曲なんだろ」
───図星だ。
言い当てられた俺はなんだか恥ずかしくなって、思わず二人から目を逸らして俯いた。
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