【花菜side】
何もかも、いつも通りの日だった。
朝 湊くんから『おはよ』と返信が来ていて、元気を貰って出勤する。
今日も、同じ日がやってきて、過ぎていくはずだった。
なのに…………………………、
「植田先生!高梨湊くんが救急から!」
ナースステーションで受話器を取った友香が、慌てた声でそう言った。
「ギャスピング起こして救急車に同行した救命士が対応しているみたいです!」
「──すぐ行く!!」
慌てて走っていく植田先生。
───私は耳を疑った。
だけれども足は、無意識に植田先生の背中を追っていた。
──…………ギャスピング……って…、湊くんが…………?
冷静になんてなれるわけない。
何にも不思議なことではなかったのに。
ギャスピングなんていう単語も、聞き慣れたはずだった。
ドラマのようなこんなシーンも、何度も見てきたはずだった。
なのに、震えが止まらない。
何もかも、いつも通りの日だった。
朝 湊くんから『おはよ』と返信が来ていて、元気を貰って出勤する。
今日も、同じ日がやってきて、過ぎていくはずだった。
なのに…………………………、
「植田先生!高梨湊くんが救急から!」
ナースステーションで受話器を取った友香が、慌てた声でそう言った。
「ギャスピング起こして救急車に同行した救命士が対応しているみたいです!」
「──すぐ行く!!」
慌てて走っていく植田先生。
───私は耳を疑った。
だけれども足は、無意識に植田先生の背中を追っていた。
──…………ギャスピング……って…、湊くんが…………?
冷静になんてなれるわけない。
何にも不思議なことではなかったのに。
ギャスピングなんていう単語も、聞き慣れたはずだった。
ドラマのようなこんなシーンも、何度も見てきたはずだった。
なのに、震えが止まらない。


