明日も歌う あなたのために


私の言葉の意味が理解出来なかったのか、高梨は私の肩から頭を離し、私に向き直った。

どうゆうこと?、とでも言いたげに首を傾げる。




「…………高梨」



「………ん?」



「呼んで、私の名前」



「…………え?」



「下の名前」




「……………花瑠」





高梨が私の名前を呼ぶ。

「花瑠」そのフレーズだけが頭の中でリピートされて胸が痛い。



────こうゆうことなんだよ……高梨。