明日も歌う あなたのために


しん…………、と沈黙が流れる。


遠くから吹奏楽部の演奏が聞こえるけど、まだうちのクラスは練習を再開してないみたいだ。



ちら、と横を見ると、高梨はまだしんどそうに壁に体重を預けていた。



「よ、横になる?」


「……無理、痛くなる」


「え、何が………?」


「胸……………」


「え、大丈夫なの!?」


「うん、いつものこと」