「君、大丈夫?」


後ろから誰かに声を掛けられた。

振り向くと

顔が整っていてイケメンな男の人

背が低く可愛い男の人

無口な男の人

チャラそうな男の人

メガネを掛けている男の人

ボーっとしていると


「ねぇ、君」


「え…あ、はい」


「これ全員君がやったの?」


これと言うのは道に倒れているさっきの男達


「はい…そうですが」


「へぇ…強いじゃん。」

と、今度はチャラそうな男の人に声を掛けられた
俺はフードを深くかぶっているため顔は見えていないはず

「名前、何ていうの」


「えーと…【舞蝶】です、帰ります。」


「あ、ちょっと…」


俺は急ぎ足で家に向かった
もうさっきの人たちには会わないだろう。と思いながら