イケメンエリート軍団の籠の中




ジャスティン達チームのメンバーが外出した後、会社には舞衣を含め3人しか残っていなかった。
普段は在宅で仕事をしている年配の男性二人が、今日はたまたま出社していたからだ。
午前にお互いの自己紹介を済ませ、少しだけ談笑した。
でも、昼過ぎには帰ることになっていた。


「松村さん、じゃ、私達はこれで失礼します。
あとで、パソコン覗いて下さいね。
コメント残してますので」



「あ、ありがとうございます。

それと、これからは、仕事以外の連絡事項は私から送ることになると思いますので、どうぞよろしくお願いします。
間違いがないように頑張りますので」


舞衣はそう言って、ガッツポーズをして二人を笑わせた。


二人を見送った後、舞衣は自分の席につく前にコーヒーを淹れた。

コーヒーメーカーの前でコーヒーが落ちるのをぼうっと見ていると、誰もいないはずのサロンルームに何かの物音が響いた。

舞衣が驚いて振り返ると、そこにはいないはずの凪が立っている。


「な、凪さん、会議は???」


凪は舞衣の隣に立ち、自分用の紙コップを押して出した。


「最初っから行ってないよ…
今回の会議は俺の仕事には関係のない話だから」