イケメンエリート軍団の籠の中




舞衣は嬉しかった。
このドレスを本当に気に入っていたから。

舞衣はいつものソファの定位置に座ると、凪の部屋から見える夜景をじっくりと眺めた。


「私はやっぱりこの夜景が一番好き…」


いつの間にか凪は舞衣の後ろに座り、舞衣を背中ごと包み込んでいる。


「凪さんを息がかかるほど近くで感じられて、凪さんの匂いに包まれて見るこの夜景が一番好き」


凪は後ろから舞衣の柔らかい頬に自分の頬をこすりつけた。


「舞衣、俺は、自分の都合でしか生きれない人間で、人に合わせるなんて絶対できない人間だって思ってた。
舞衣との出会いは、俺にとって、最大級の青天の霹靂なんだ。

死ぬほど舞衣が欲しい……
でも、舞衣を傷つけたくない……

俺は、欲しいものはどんな手段でも何があっても手に入れる。
それは今までの俺であって、これからも変わらない。

でも、お前だけは違うんだ……
嫌なら手を出さない、傷つけたくない、傷つく顔を見たくない…」


舞衣はいつもと様子が違う凪を見て、少し心配になった。

私はもう処女ではない……
そんな事、凪さんはちゃんと分かってるはず。


「凪さん……
どうしたの…?」