もしかして、嫌なのかな…? 聞いてみたいけれど、今は周りにたくさんの人がいる。 三枝くんがここにいると知れたら、先生の手に渡るより先に、大変な目に合うかもしれない。 先生に伝えるのは、明日でもいいよね。 優しく微笑みかけて、怯える三枝くんの頭を人差し指で撫でた。 小さい肩を震わせ、一瞬だけビクッと反応を見せたが、指を離すと、ほおを赤らめ、上目遣いでムッと怒った三枝くん。 その姿に思わず私もきゅんとして、顔を赤くしてしまったのだった。