3センチHERO


「お待たせしました」


するとそのとき、タイミング良く店員が私たちの頼んだものを運んできた。


出てきたものは、きれいなお皿に盛り付けてはいるものの、いたってシンプル。


サンドイッチも、ちゃんと私が知っているサンドイッチ。


高級そうなお店だから、もっとすごいものが出てきてしまったらと思ったけれど、これで良かった。


「美味しそうだな」


「うん」


「いただきまっーす!」


口に運ぶと、ふんわりとした味が広がる。


シンプルながらも、ちゃんと店の雰囲気とあった高級感を醸し出していて、さすが、って感じ。


すごいなぁ、なんて感動しながら味わっていたら、いつの間にか2人は食べ終わっていた。