ある寒い寒い冬のこと。
ダッダッダ…ダッダッダ…
男「ハァハァ…ハァハァ…」
男は走り続ける。細い細い路地裏を。
そこはまるで迷路のようだ。だかそんな長い迷路もゲームオーバーのようだ。
男「ハァハァ…なんでだ!なんで行き止まりなんだ!!」
そう、とうとう行き止まりだ。男はそこで震えだした。