星奈「私と冬吾が出会ったあの日…
あの日にね私、白血病が発覚されたのその後に余命も宣告された…そして…治療をしても治る確率は低いって言われたの…それを聞いた私はもう生きる希望がなかった…なんで私なの?…私がなんかした?って心の中でずっと言ってた…それで私は結局死ぬんだったらこんな所で死にたくないって思ったら勝手に足が動いてた…私は無我夢中に走った…そして私が足を止めたのがあの歩道橋だったの」

私がここまで言い終わるとみんな真剣な顔をして私の話を聞いていた

私は一回深呼吸して続きを話し始めた

星奈「その時ね私は思ったの…私はこのまま死という恐怖に怯えながら生きていくのかって…でもそれだったら今死んだ方が楽になれるってそんな気がしたの…それに死んだらお母さんとお父さんに会えるし一石二鳥じゃん?そう思って歩道橋の手すりの上に登って飛び降りようとした時冬吾が助けてくれたの…」

私はあの時冬吾に助けてもらってなかったらこんな素敵な人たちに出会えなかった。

だから私は冬吾にすごく感謝してる…