私が選ぶのは…。

りっくんから、しおりの紙を奪った。

「ちょっと、佐野君。奪うのは酷いと思うよ…?」

「そうだよ。酷いよ。」

「はぁ?!なんだよ!天野まで!そんなにこいつとがいいのかよ?!もういい!もう知らないからな!」

「え!ちょっ…佐野君。待っ…え?」

走って帰ろうとしたから、追いかけようとしたら、りっくんに腕を引かれた。

「りっくん…?」

「あんなやつもういいから。しおり作ろ。」

ニコって私が好きな笑顔で笑ってくれるけど、胸が痛い。