「コンビニって以外と遠くないですか?」




「そういえばそうですね。」




私たちはひとつの傘の下でコンビニに着くまで話していた。




「短い間ありがとうございました。」 




「いえいえ、久し振りに楽しかったです。」  




「それはなんか嬉しいです。あのこんなものですみませんがお礼です。」




「え、あ、ありがとうございます。」




彼からもらったのはひとつの飴だった。




「では、また会えたら。」




彼は今日何度目かの柔らかな微笑みでその場を立ち去った。




「また、か。会えたらいいな。まぁ同じ学校だし会えるか。」