「まぁまぁ、柚音。そんなことで怒んなって。それに、その……柚音の方があの2人より…か、可愛い…と、思うし…」
「…っ」
わぁ…。
甘〜い!!
空気が甘いよっ!!
胸焼けしちゃうっ!!
なんでこの2人両想いなのバレバレなのに付き合わないのかな?
ん〜〜っ!焦ったいよ!!
2人の様子にヤキモキしていると、りゅーがそっと私の耳元に口を寄せてきた。
「みぃ、次俺の種目。応援してくれるんだろ?」
「う、うん!もちろんっ」
ち、近かった…っ。
りゅー、それは反則だよー…。
安心する優しい低音ボイスのうえに、そんな甘いマスクで微笑みかけてこないでーっ。



