でもね、問題はその後も続いてたみたい。
ーー翌日。
「うぅーっ!!」
私は今は、隣に座っている昨日の最低強姦魔クズ男を睨みつけている。
「西條、威嚇してんな。俺が今話してんだろ」
目の前には柴ちゃん。
そう…私は今、指導室でお説教というものを受けている。
なぜかって?
この最低強姦魔クズ……面倒だからゴミ男でいいや、うん。
そのゴミ男が朝、私に噛まれた手を包帯でぐるぐる巻きにしてきた上に、あたかも重症のように腕を吊ってきた。
それを見た先生は、もちろん事情を聞く訳で。
そしてそのゴミ男は、なんと私のせいにしてきたんだ。
自分がやったことは棚に上げて、いきなり噛まれたと嘘の報告をした。
そして今に至るというわけ。
どんだけゴミ男だ!!
ゴミ以下だっ!!!!



