ペットな彼女の甘え方




みぃの教室の扉を開けると、女子の甲高い声が耳に響く。


これ、耳が痛くなるからホントにやめてほしい。



「おぉ、蓮水どうした?」



授業をやっていたのは俺のクラスの担任、立木浩一。通称タッチー。


実は柴ちゃんと同級生で親友らしい。



「ちょっと届け物……ほら、みぃ」



俺の背に隠れて服を掴んでいるみぃの背中を押して教室に入るように促す。



「うー」



やだやだ、と一向に俺にしがみついて入らない。

このままだとまた授業止めちまうな。