「な?怖くないだろ?」
優しく声をかけると、こくんと頷いた彼女が俺の胸にスリスリと頰をすり寄せてきた。
…何これ、めっちゃ可愛いんだけど。
ポンポンと頭を撫でれば、俺の背中に腕を回してギュッと抱きついてくる。
あー、ヤバイわ。
懐いた途端甘えん坊とか…。
「俺、蓮水劉翔。よろしく」
「劉翔…」
「そう」
…あれ、黙っちまった。
「どうし…」
「りゅー」
「っ!!」
いきなり顔を上げてニコニコしながら俺を呼ぶ彼女に、俺の胸がドキンと音を立てた。
ヤバイヤバイヤバイ。
反則だろ、今の。
てか「りゅー」ってなんだ。
可愛すぎんだろ。



