「…………」 「な、頼む。一生のお願い。本当なら俺がでっけえライブとかでベースやってる姿お前に見て欲しかったけど、無理だから」 無理じゃない、無理なんかじゃ。 「俺が、お前のベースやってるとこ見に行く」 俺が、直人の夢を。 「大切にしてくれよな、俺のベース!」 この時だった、俺が本格的にベースをやろうと決意したのは。