「………んっ…?…………」
目を覚ます。
見えるのは白い天井……なんかじゃなくて、どこかの家みたいな雰囲気。
しかもなんか、今まで嗅いだことないいい匂いがする。
自然と落ち着くような匂い。ハーブかな?
と、ベッドに仰向けになりながら、ぐるりと視界を巡らす。
なぜだか、身体のあちこちが痛い。
節々も痛くて寒気もする。
あー、これは熱だな。しかも高熱……
最悪だー………
そーいえば、どうしてこんなことになったんだっけ?
えーっとー………んー…と……
あーーーー‼︎‼︎‼︎ 思い出した‼︎‼︎
変なお城みたいなとこに来て、途中で倒れたんだ。
そーいえば…と思い、なんとか起き上がろうにも、体が重くてだるくて無理だった…
すると、急に横から、
「目、覚めた? 具合は大丈夫?、じゃないよね
ここは、魔法診療所だよ」
声のする方に視界を移すと、そこには、オレンジ色の髪をツインテールにして、前髪を8:2ぐらいで分けた、見た目も可愛い女の子がこちらを心配そうに見ていた。

